風と話せていた小さな頃にね!by中年主婦

2児の子持ち中年主婦が日常の体験、得する紹介、節約をほっこり書いている

歯科助手として14年勤務して出会った、ちょっとビックリな親子の患者さん。

『こんにちは!!
2児の子持ち中年主婦のおすずです。』

 

『(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡よーちゃんです!』

 

 

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歯医者で使う器具 だいたいどこでもこの一式を用意するかな

 

『よ~ちゃんは3歳くらいの時に
口内炎が出来て歯医者さんに行ったよね』

 

『そうだね、
口内炎は人によって痛みの大きさが違うけど
あのときのよ~ちゃんは
ごはんも食べれないぐらいの痛さだったから
口内炎のお薬をもらいに行ったね😙』

 

 

今回のお話は、

☆私がずっと書こうかと悩んだ歯医者で仕事をしていたときに出会った患者さんの話

です。

 

私は約14年位の歯科アシスタント経験者です。

 

今まで

3ヶ所の歯医者に常勤として勤務して、

 

1人目の子供を妊娠して、

歯科アシスタントを引退しました。

 

そこで患者さんと出会った何千人。

その中でもとくに困った患者さんのお話をシリーズで書いていきたい!

 

辞めてもう12年ほど経ちますが、

いまだに印象深い患者様たちがいました(笑)

 

子育て中の親御さんや、

大人の方も要注意!!

 

あなたはこんなことをやってませんか?

 

 

この患者さんは

10才くらいの男の子です。

付き添いでお母さんが来られていました。

 

 

この10歳ぐらいの男の子を診療室から

『○○君、どぅぞ!』

と私は呼びました。

 

扉が開いたのは

診療台のチェアーから見えましたが、

お母さんしか見えません。

 

私がいた歯医者の診療室の構造は

今流行の個室ではなく、

昭和感たっぷりの古い歯医者。

 

診療室のど真ん中に器具を滅菌しておく棚

(アイランドキッチンのようにあり、その上滅菌している棚)

があるので、向こう側が見えないようになっていました。

 

めちゃくちゃアットホームな歯医者なので

初めてくる3歳児くらいでも、

 

次の診療のときは、

1人で診察台の上に座れてしまうぐらいの歯医者でした。

 

そしてスタッフも楽しく治療をするように、

私たちは心がけていました。

 

話が戻ります

この男の子はまったく自分がいる位置から見えないので

不思議に思って

 

私は真ん中に器具を滅菌する棚の後ろに周ると

 

男の子が

ハイハイ

で向かってきていて

 

その後ろをお母さんが

 

『○○ちゃん、ダメでしょ』

 

と小さな弱々しい声で男の子に言っているのですが、

男の子は無視。

 

私はてっきり男の子は歩けない子で、

頑張ってハイハイで入って来たのだと勘違いしてしまったぐらい、

普通でした。

 

でもそれは違いました。

 

男の子は自ら立って、治療のチェアーに座ったのです。

 

私は先生と目が合って

お互い

『どうしよう?』

と心で思っていました。

 

何かの発達障害の子供なのかとも思いましたが、

とくに問診表にも記載はなく、

 

治療がちゃんと出来るのかと、

頭はフル回転で、対応の準備をしましたが、

 

とくに治療するときは、

まったく問題なく口も開けてくれたので、

 

お母さんが真正面で見守る中、

治療が始まりました。

 

問診表には、

予め

痛い場所などを書いてくれてますので、

確認のために、

 

先生  『ここが痛い?』

 

 

男の子 『・・・。』

 

お母さん『○○ちゃん、痛かった?』

男の子 『うん。』

先生  『じゃ、こっちは?』

男の子 『・・・。』

お母さん『○○ちゃんどう?』

男の子『ううん。』

 

と、

この調子で時間がかかりますが

口は空いてくれるので、

治療は進みます。

 

この子はお母さんがいないと何も言えなく、

何も出来ないのかと、

 

治療最後の確認のときに、

 

先生『ここは、どう?高さ(噛み合わせ)とか痛いとかある?』

男の子『・・・。』

 

私はすかさず

治療した歯の近くの頬を指で当て

私『ここは高くない?噛み噛みしてみて。』

 

この子は噛み噛みとしますが

返答は声ではなく

首を振りました。

 

言っている意味は理解しているけど、

お母さんがいないと話せないそんな感じで治療が終わりました。

 

帰りも、待合室までハイハイで行こうとしているので

 

お母さんも

『○○ちゃん、ダメでしょ』

と注意のような、

注意にならない感じでジッとその光景を眺めながら、

後ろを付いて歩いていました。

 

通りには、

器具を洗ったりする水場あり、

金属の削りカス(踏むと痛い)

があったりするので、

危険

 

私は

『ここは床が濡れてたり、削った金属とか落ちているから危ないよ』

と言うと

スクッと立ち上がりそのまま歩いて待合室に戻りました。

 

何かの障害を疑いましたが、

どれもちゃんと受け答えもできているので、

とくに問題なさそう。

 

問題はお母さんで、

この子供のすることは何でも受け入れることだと思いました。

 

行きも帰りもハイハイで行き来する姿を見ても

 

止めないで眺めているお母さん。

 

お母さんの顔は目はうつろで下を向き

疲れているのか青白い顔でした。

 

心配にはなりましたね。

 

 

 

soutoyoutori.info

 

 

 

2度目の来院は、

待合室から私が近くに立ち

一緒にチェアーまで歩きました。

 

前回のハイハイは忘れている事はないでしょうが、

私がいることで歩いたのか定かではないですが、

 

この子はちゃんとハイハイはダメなことを理解したから、

歩いたのだと思うことにしました。

 

このあと何度か治療に来院されましたが、

1人で診察室に入り

自分の足で歩き

チェアーに座り

先生や私の受け答えも

ちゃんと出来ていました。

 

 

親は子供のすることに、

共に共感していくのはとても良いことだとは思いますが、

 

悪いことは悪いと

 

ちゃんと教えてあげることも、

親として努めだよなぁと、

当時、独身だった私は痛感しました。

 

これは私が本当に出会った親子です。

 

人のフリ見て我がふり直せ。

 

良い言葉ですよ(笑)

 

 

 

 

今回も読んでいただきありがとうございました(*^▽^*)!!

また読みに来てくださいね(*^▽^*)

 

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